受け身でないこと
表現の世界において
受け身でないことはかなり重要だと思う。
どんな立ち位置で、
どんな役どころであろうが、
どういう意識を持って
その場にいるかで楽しさが変わる。
ベリーダンスを始めた頃
出来ない動きが悔しくて
それでいてとてもワクワク楽しくて
ずっとずっと練習していた。
娘と先日バレエに行った帰り
「難しいねー!!難しいから楽しい!」
そう娘が言って
「わかる!!!
できないのが楽しいよね!
出来るようになりたい!!」
そんな話をした。
お教室をやっていると、
色んな生徒さんがきてくれる。
日々の中のエッセンスに。
日々の中の楽しみに。
運動不足解消に。
私自身も、
自分のリセット時間として、
その時間だけは
日々の生活の中で何があっても
自分と踊りにしか集中したくない。
そんな時間を持ちたくて、
ずっと趣味として
バレエを10年以上続けてる。
"楽しいから"
きっとそれだけじゃ
こんなに長く続いてはいなくて、
いつでも出来なくてくやしくて。
それが少しずつでも
理想に近づけていけるのが楽しい、
成長が楽しいから続いているのだと思う。
ベリーダンスは
1番長く続けている踊りで、
生業ともしているけれど、
それでも、いつも練習が楽しい。
それは、
できたと思ったことがないからだと思う。
いつでも、
もっと理想のラインがある。
毎回、理想に近づきたい。
できなくて悔しくてだから楽しい、
もっともっと音楽に近づきたい、
もっと音楽に沿う身体の使い方をしたい。
それは欲なんだと思う。
私の欲。
踊りに関してはいつでも
ちょっとだけ欲があるから
私はそこだけは受け身にならない。
受け身にまわった故の
もう2度と戻ることが出来ない
悔しい悲しい経験もあるからね。
ただ、これは人それぞれなので、
生徒さんにはそれぞれの楽しみを
追求して欲しい。
自分の人生にフィットした楽しみ方、
それが一番だと思う。
そうなんだけど、
おんなじ熱量で
おんなじ方向
向ける人いないかな。
振りをなぞるんじゃなく
作品を創りたい。
そんな願望もあったりして。
それはまぁ、
プロ同士でやればいいって
話ではあるんだけど。
今日はちょっとわがままになって
やりたいことへの
一歩を踏み出してみました。
私の欲、
形にしてみたかったこと。
どうなるかな、
ワクワクしてます。
0コメント