基礎の大切さ
島原の基礎クラス、
長崎の初級クラスでは
基礎をしっかりするので、
私自身もかなり基礎の見直しや
発見があるクラスでもある。
基礎が大切ということは、
誰もが知るところだろうけれど、
その"基礎"は常にブラッシュアップされて
いかねばならないものだということも
知っていて欲しい。
始めたばかりの時は
基本的な姿勢の見直しからはじまるけれど、
最初は必要な筋肉もない場合もあるし、
逆に自分の身体の使い方の癖もある。
普段、無意識下で使っている身体を、
意識下で動かすには
本人による"気付き"が必要。
講師は、その扉を色んなやり方で
ノックすることしかできない。
「こうだよ。」って言われて、
「あ！ホントだ！！」と、
すんなりそれを飲み込むには
ある程度の理解や感覚、筋力も必要。
飲み込みがスムーズな人もいるけど、
そういう人って、
自分が動かしてる感覚と、
自分の身体のマッピング
(自分の身体の
どこに何があるかを把握してる)に、
差異が少ないのだと思う。
いずれにせよ、
それも変異していくものだから、
やはり変化させていかないといけない。
気づきが少ない人や、
なかなか上達しない人に
共通して私が感じることは、
自分の身体を
自分が隅々まで知っていて
コントロールしきれているという
過信があるんだろうなぁ、
ということ。
それが無意識下ならば尚更。
長く続けてればいいという話でもなく、
やはり自分の今の体の状態に合わせて、
基礎を常に底上げして、
その基礎に合わせて
また動きを変えていかないと
動きはいつまでも洗練されてはいかない。
また、基礎のこれが出来ないから
これより進まないってすると成長はない。
基礎のブラッシュアップは一生。
そのためには、
自分の身体の感覚を無視しないで、
自分の身体の声に耳を傾けて欲しいな。
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