心地いいものを選択する
世の中はいいことばかりではなく、
当たり前の日々を暮らす中で
悲しい出来事や嫌なニュースなどが
目に入ってくることもあるけれど、
私は必要以上にそういった情報を
キャッチすることはしません。
3.11の時、繰り返し流れるニュースに
目だけでなく気持ちも持っていかれ、
日本中がなんともいえない
暗い重い空気になったこと、
あの時の感情を覚えているからです。
子供たちも不安定になり、
我が家ではTVのニュースを
一切見せなくなり、
私自身もセンセーショナルな映像や
ニュースなどからは
遠ざかるようになりました。
無論、画像が残っている重要性は
重々承知ですが、それとは別の話として、
何においても、
個人ができることが限られており、
淡々と自分の日々を紡いでいくことが
結局は出来うる最大限のことなのだと思う。
そして、
そうした日々を続けていくことにおいて
なにより大切なのは
やはり自身の心の健康ではないのかな。
世の中がどうであれ、
怒りや悲しみなどの負の感情に
自分の気持ちを揃えなくてもいいと
私は思います。
人の脳はよくできていて、
自分がこうありたい！！！と
強烈に願っていると
それを満たそうとする働きがあります。
いいものだけ、
好きなものだけを見聞きし、
良いこと、素晴らしいこと、
感動することをひたすら強烈に叩き込むと、
日常の中でも、そのアンテナが強くなり、
そこから、
ちょっとしたことにも、
喜びや感動を感じるようになり、
マイナスなイメージのものを見ても、
あまり否定的な意見にもならず、
「ああ、そんなこともあるのね。」程度に
過度にキャッチしフォーカスすぎずに
冷静に捉えられるようになります。
逆もまた然りで、
マイナスなものばかりを見聞きすると、
そこのアンテナばかりが磨かれてしまい、
日々の事柄の中でも
マイナスな情報ばかりをキャッチし、
美しい、楽しいことへの
感度が下がってしまう。
自分が見る世界は
自分が選び切り取った世界で、
また自分が取り込んだ情報が
自分を形作るのだと思います。
私の周囲には、
日常の中のどんな些細なことにも
美しいものや楽しみを探せる人が多いので、
きっとみんな楽しみへの感度が高い
人たちばかりなのだろうな。
そんな人たちと一緒にいると
幸せ気分への切符や
ヒントをもらうことが多く
とてもhappyな気持ちでいられます。
自分の人生は自分のものだし、
山も谷もない人なんかいないから、
きっとどちらも分量は一緒。
それならば私もできるだけ、
自分が喜びを感じることに
フォーカスを当てていきたいなぁと思います。
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