まずはお掃除
身体がずっとダル重く、
滑り込みで鍼灸整体に行けて
ようやくリセット。
「ここにきたらガス抜きされます。」
と伝えると
鍼灸の先生が、
「私、皆さんの体を
通常の状態に戻してるだけ
という感覚なので、
良くなったと言われると
そんな大層なことではないので、
ガス抜きとはいい表現ですねぇ。」
という話をされた。
なるほど、
土台となるものは
ゼロ地点であるのだなあと思う。
ニュートラルのポジションは、
あくまでもゼロ地点で、
どこへでも自由に動き出せる場所。
そう考えると
ダンスの基礎もそう。
土台や基礎となる部分に対して
行うべきであろうこと、
やらなければならないんだ、
という部分に
フォーカスしがちだけれど、
これを避けるにはどうしたらいいか?
と考え、そこに向かいあったほうが
エラーが少ないのかもしれない。
先日生徒さんに
「まずは土台。
ベースの体力だったり、
姿勢だったり体力だったり、
精神面であったり、
踊りに対する愛がある。
その上にお家を建てる
お家はテクニックにあたる部分。
柱を立てたり、
壁を作ったり
屋根を載せたりね。
その中のインテリアが
個々の表現にあたる部分ですよ。」
と話をしたけれど、
やはり土台や
建てるにおいても骨組みにあたる部分は、
シンプルかつ安定していて安全であり、
でもそこには装飾的な要素はないのだ。
だから土台や基礎が
つまらなく感じるのかもしれないけど、
でも、家を建てる時に
地盤を調べて
地面を均して
地鎮祭するみたいに、
骨組みを建てる時に
水平や垂直を丁寧に確認するみたいに、
家具を配置する前に
掃除をするみたいに。
派手ではないけど粛々と、
まずは元の状態に戻すことを考える。
肩に力が入らないようになにかをする!
んじゃなく、
それをしない為に何をやらないかを考える。
掃除をしだすと、
細かい汚れがどんどん気になるみたいに
キリがないけどね、
まずは
自分の体がいまどういう状態か把握する。
装飾つけるほうがわかりやすいし楽だし
なにかやってる気持ちにはなるんだけどね。
地味だけど日々お掃除をして
家の中をリセットしないと、
いくらインテリアが素敵でも
なんか。。ってなるよね。
なにも頑張って家の壁を削る必要はなく、
ただ最初の状態にする。
ゼロ地点にもってくのって大事じゃない?
まずは余計なことはしない、
その上で必要なものを見極め取り入れる。
箱が丈夫で、
中が空でないと
ものは入れられないもんね。
なんとなく思ってたことではあったけど、
なんとなく言語化できそうだったので、
覚書しておく。
レッスンでそちらの方向からも
アプローチしていけるといいな。
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