存在

「ある」ではなくて、「あり続ける」

リハーサルで

自分の振り付けを踊る

生徒さんを見ていた時、

結構、苦しい思いをしながら振りを作って、

何回も踊り込みを続けた日々を思い出した。

つい数日前まで踊り込みを続けていて、

それが生徒さんの踊る振りとして

新しい振り付けや自分の稽古に

取り組んでいたのだけれど、

それは終わったわけでも、

手から離れてもなお、

確実に存在していた。

踊りを辞めよう、

お教室を閉めようと思ったことが

過去に数回あるけれど、

（その度に止めてくれた親友に感謝してる）

私の踊りを必要とする人がいてくれて

そして、そこから

新しい表現が生まれるなら、

それで充分、価値があるんだなと思った。

私自身も私のお師匠さんの踊りや選曲、

振り付けが好きで、

私が独立してもなお

その上、同じ振りを

先生が踊ってるのみると

年齢とともに進化し続けてて、

なにしろかっこいいんだもんなー。

「在る」でなく

「在りつづける」

そんな作品が作れたらいいなぁと

2023年の年末に想う。